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creditscoreup128_128高麗人参の等級の1つに「6年根」というものがあります。この6年根がもっとも効果効能が高いといわれているのですあ、その理由となぜ6年根が高級品なのか、高麗人参の栽培方法とともに紹介していきます!

高麗人参の収穫までの流れ

高麗人参は非常に育てるのが困難です。人工栽培の方法は確立していますが、大量に作るということは不可能といえます。大量に作ろうとすれば、マッチ棒のように細く、有効成分の少ない高麗人参しかできなくなってしまうでしょう。

土壌づくりに2年

高麗人参は土壌づくりに1年~2年の歳月を必要とします。

土壌の土質、肥料、水分量が高麗人参にとって良質でなければ、大きな高麗人参は育ちません。そのため、土壌づくりをおろそかにすることはできないのです。

手間暇がかかる

高麗人参は種を撒けば勝手に育つというものでもなく、発芽後は直射日光を避けるために日よけを設け、さらに風雨にさらされないように調整も必要になります。そのような細やかな気配りをしつつ高麗人参の成長を待つのですが、高麗人参の成長は極めて遅く、1年ごとにゆっくりと成長していきます。

収穫は最短で2年、通常は4年以降の収穫となります。

4年以降の栽培は困難

高麗人参は4年目までは、比較的容易に育ちます。もちろん、他の植物と比較をすると容易ではありません。

通常は4年で収穫をするのですが、より高級な高麗人参に育てる場合は、後2年は収穫を待ちます。つまり、植えてから6年目の高麗人参になるまで待つのです。

4年以降になると、高麗人参は虫に食われてしまったり、根が割れたりしてしまったり、根腐れを起こす可能性がさらに高くなりますので、神経を削りながらの栽培になります。

収穫後の畑

そして、高麗人参を収穫するのですが、収穫した次の年に、またすぐ高麗人参を育てることが出来るかと言えば不可能です。

高麗人参を一度育てた畑というのは、高麗人参が畑の栄養をすべて吸い尽くしてしまいますので、6年~10年間は休ませておく必要があるのです。

最高級の6年根を収穫するまでの時間

高麗人参の最高級の6年根を収穫するまでに必要な時間は、土壌づくりの期間も合わせると8年も要します。

その後、畑を休ませる期間も考えますと、16年~18年程度の手間暇が必要になります。

4年根の薬効

一般に、生薬の高麗人参として出回りだすのが、4年根からです。

この4年根の薬効成分出ある人参サポニンの含有量は8.39mg/gとなります。

4年根の場合、皮を剥いて乾燥させて完成する「白参」というものに加工するのが一般的です。

ただ、白参へ加工する際に高麗人参の皮を剥いてしまうのですが、高麗人参の皮付近に薬効成分の人参サポニンが多く含まれているので、一番大切な部分を捨てていることになります。

6年根の場合

6年根の場合ですが、現在の人工栽培の技術ではもっとも栄養を吸収している高麗人参になります。

研究などで7年目以降の高麗人参も栽培しているのですが、流通していないところを見れば、6年根の人参サポニンの含有量が一番安定しているのかもしれません。

6年根の人参サポニン含有量は16.2mg/gとなっていますので、4年根の2倍の人参サポニンの含有量を誇っています。

そして、6年根は「紅参」という高麗人参を、蒸して乾燥させて完成する加工に非常に向いているのです。

4年根、5年根でも紅参はつくられるのですが、もっとも有用成分のバランスがいいのが、6年根になるのです。つまり、6年根が高麗人参の効能をもっとも引き出せる加工である、紅参にもっとも向いているので、高級品として扱われます。

まとめ

高麗人参は栽培方法が確立していますが、現在でも非常に栽培が困難です。6年根にするまでには10年以上の年月が必要となります。

しかし、6年根はゆっくりとした成長の過程で、畑の養分を吸収し尽くすので、

6年根より早く収穫される、4年根の2倍の人参サポニンを含有しています!

そのため、6年根を紅参へ加工した際も安定した薬効バランスをほこり、他の薬用人参よりも効果を期待することが出来るのです。手間暇がかかる栽培方法によって、漢方の王様の高麗人参はつくられているのです。

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