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doctor3128_128高麗人参は、炭水化物を豊富に含んでいますので、生の状態で放置をするとすぐに腐ってしまうのです。そのため、試行錯誤の末、様々な加工方法が開発をされてきました。現在は、加工して紅参へすることで新しい効果が生まれることも解りました! では、高麗人参加工方法を紹介します。

高麗人参の加工法

古来より、高麗人参は腐りやすく保存しにくいので、加工をすることが前提になっています。

加工をすることで長期間腐ることなく、高麗人参の薬効を得ることが出来るのですが、近年の研究で加工方法の違いで、高麗人参の有効成分であるサポニンの量が異なってくるということまでわかって来ています。

水参

水参とは、加工していない生の高麗人参のことです。生の高麗人参は、高麗人参のそのものの味を楽しむことが出来て新鮮というメリットがあります。

高麗人参の味は有効成分のサポニンの影響で非常に苦いとされていますので、そのまま食べるよりは料理に混ぜたり、お酒に混ぜてエキスを出して飲んだりするのが一般的です。

保存が効きませんので、すぐに腐るというのが難点です。
最高級品の6年根の水参は割れやすく腐りやすいので、注意が必要になります。

白参

白参は水参の皮を剥いてそのまま乾燥させたものです。太陽による天日干しをしますので、保存期間が長くなるメリットがあります。皮を剥かずに天日干しをする白参があるほか、お湯につけた後、糖につけて天日干しをする白参もあります。

ただ、高麗人参の有効成分である人参サポニンは皮の近くに多く含まれていますので、皮を剥いてしまうことにより、人参サポニンが無駄に失われてしまいます。

薬効の効き目が早いので、例えば、病気で熱がある人が滋養強壮のために白参を使った薬を飲みますと、熱が上がりすぎてしまう可能性があるので、高血圧の人なども服用には注意をした方がいいでしょう。

紅参

約1000年前に開発された高麗人参の加工方法で、生の高麗人参を一度セイロで蒸して、濃い赤褐色になるまで乾燥させるというものです。乾燥させると紅色に変色しますので、紅参です。

非常に堅くなり、長期保存に向いている他、さらに加工をしても消化吸収率が良くなります。また、エキスの吸収率も白参の1.5倍程高くなるようです。

しかも、蒸すという過程でサポニンの種類や量が変質します。変質するものの薬効成分に関しては分解されません。また、蒸す過程で抗酸化物質など新たな有用成分が生まれてきますので、より強力な薬効のある高麗人参となるのです。

近年の研究で、

  • 紅参に含まれているサポニンの種類は30種類以上
  • 白参に含まれているサポニンの種類は23種類

となっています。

加工方法が異なるだけで、人参サポニンの種類が増えるというのは、興味深くなります。

また、紅参へ加工するのに向いているのは、最高級品の6年根であり、6年根を紅参にすると有効成分のバランスが非常に良くなるそうです。

紅参を服用した後、効果があらわれるまでが緩やかなので、白参のように服用をしたらかえって体調が悪くなるということは、起きにくいようです。しかし、血圧などを高める効果などがありますので、高血圧の人は服用前に医師へ相談した方がいいでしょう。

紅参服用はサプリがオススメ

紅参ですが、加工をしてもそこまで効果に影響が出ないので、サプリメントで摂取をすると手軽でいいでしょう。
また、高麗人参はサポニンの働きで味は不味いので、味が少し無理という人であっても気軽に飲むことが出来ます。

まとめ

高麗人参の加工方法は大きく分けて、

  • 白参
  • 紅参

この2種類があります。

人参サポニンという、高麗人参の薬効成分は加工の過程で増えることがわかっており、下記のようになっています。

  • 白参は23種類
  • 紅参は30種類以上

また、白参は皮を剥いて乾燥させてしまうので、皮の近くに多く含まれる有効成分のサポニンを無駄に捨ててしまうのです。一方、紅産は皮まで使用しますので、サポニンを無駄なく摂ることができるのです。

さらに、紅参に加工しやすい高麗人参は、6年根と呼ばれる高級なものが多く、白参などと比べるとサポニンの量が安定しており、服用後の効果の表れ方も緩やかになりますので、万人が服用しても比較的安全です。

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